4月7日夜、6日間続いた中國嘉徳香港2023春季オークションは拍手の中閉幕しました。9つの特別オークションで1,200點の珍品が出品され、落札総額5.4億香港ドルとなり、オークション業(yè)界の8つの世界記録を更新し、11點の出品物は千萬香港ドル級で落札されました。
香港と中國本土の往來は全面再開し、百花斉放な香港美術界もコロナ禍後の復活を見せてくれました。春季オークションでは世界中の新舊コレクターが蕓術に対する熱意を示し、4日間続いた春季オークションは成功裏に閉幕しました。5.4億香港ドルの落札総額は今までの嘉徳香港春季オークションの中で最も高い売上額となりました。
趙孟頫による書畫『楽志論』、傅抱石の『良い景色』、張大千の『潑墨風荷』、趙無極の『04.06.62』、朱徳群の『輝煌』、呉冠中の『富春江の朝』、清雍正粉彩高士人物図小口瓶、清康熙外煙脂紅釉內(nèi)粉彩果物馬足カップペア、神人面文玉琮、明末清初黃花梨木有束腰六足折畳榻、清康熙紫檀高束腰百納鑲面百寶嵌炕桌等々は全て今季の人気の高い出品物です。
6月に、北京嘉徳三十周年春季オークションが開催されます。皆様のご來場を心よりお待ちしております。
——中國嘉徳(香港)取締役社長 胡妍妍
11點の出品物は千萬香港ドル級で落札
8つのオークション業(yè)界世界記録を更新
テーマオークションにて落札率100%を?qū)g現(xiàn)
下見會場の【唐風屋根】がホットスポットに
展示會場は、古典庭園をイメージに設計されており、「閑雲(yún)山荘」が秘蔵されていた19點のアンティーク家具と「山」「水」「唐風屋根」が千年前の景色を見せてくれました?!柑骑L屋根」は中國嘉徳香港からの委託により、香港若手アーティストによって特別に創(chuàng)作され、中國建築の斗栱、飛檐、骨組みを抽象的に表現(xiàn)する作品です。
【嘉人が佳作を語る】シリーズショートムービー?専門家による出品物解説
嘉徳より制作された「嘉人が佳作を語る」シリーズショートムービーでは、専門家が出品物の価値を解説し、隠されている物語も話してくれます。このシリーズはSNSと下見會で配信?放送され、オンライン、オフラインを合わせて再生回數(shù)10.4萬回を記録しました。
臺灣?中國本土?香港での下見會
今回のオークションはコロナ禍前の規(guī)模に戻して4回の下見會が開催されました。まずは3月中旬、臺灣にて「アジア20世紀と現(xiàn)代美術」展が2日間開催されていました。その後、北京王府井一號にあるヘッドクォーターにて「アジア20世紀と現(xiàn)代美術」「磁器工蕓品」の2部門の下見會が開催された後、香港力寶センターにて「中國書畫」「アジア20世紀と現(xiàn)代美術」「磁器工蕓品」「アンティーク家具」「ジュエリーと時計」の5部門で70點余りの出品物が展示されていました。
そして4月には、香港會議展覧センターにて3日間の下見會と3日間のオークションも開催され、世界中のコレクターに1,200點の珍品を全て披露しました。
中國書絵
成約総額1.54億香港ドル
総成約率85%
アジア二十世紀及び當代蕓術
成約総額1.2億香港ドル
総成約率87%
磁器工蕓品
成約総額1.66億香港ドル
アンティーク家具
成約総額9,903.6萬香港ドル
成約率100%
ジュエリーと腕時計展示即売會「BLOOMING」